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神父様のお話

 

聖なる三日間について   2007年4月

 一月の終わりごろに暖かい日々が続いていたので、今年の桜は早く咲いてくれるかなと楽しみにしていましたが 二月の半ばに入り、急に寒くなって桜が何時に咲いてくれるかなと今はいらいらしています。 私たちキリスト信徒にとって今の季節はもっとも大事な一時であり、恵みと希望に満ち溢れる期間です。 なぜなら、キリストの復活の神秘が近づいているからです。日曜日ミサごとに宣言され、祝われているあの「信仰の 神秘」があらゆる教会の典礼の流れを通して、私たちの現実の生活に届けられます。 キリストは復活しました。死が滅ぼされました。悪魔の力がうせて来た。神の愛が再び人間の心に宿る日がきました。 四旬節を経て信心のわざ[断食と施しと祈り]を行い、神の御心を適えて回心してキリスト共に死に復活する生活を 学ぶ期間です。特に聖なる三日間、即ち聖木曜日ではキリストが私たちの汚れを洗い清めるために来る。共に食卓にして僕(しもべ)になり、「私があなたがたを愛したようにお互いに愛し合う」模範をしめす典礼の日です。この典礼では四旬節中に犠牲 して蓄えた愛の施しを献金する日です。 聖金曜日では年中に奉げるミサはこの日だけはありません。この典礼の特徴はキリストの受難を記念して全ての人々 のために十字架にはりつけられたキリストと共に祈る共同祈願です。その後ミサの奉献文の代わりに十字架の崇拝式 が行われます。一人ひとりが十字架を抱き、自分の生活の十字架を思い起こしてキリストとともにそれを背負う決心を 新たにする典礼です。 最後にすべての被造物がアダムとエヴァが罪を犯した日以来に待ちかねた日、主の過ぎ越しを記念する聖なる徹夜祭 の典礼を祝う。 聖土曜日の夕暮れに母なる教会がすべての信徒を集めるように呼びかけして主と共に過ぎ越すようにわれらを招きます。 「この夜、この夜」と繰り返しながら教会は私たちにこの時の重要性を強調します。この夜全ての闇が打ち払われ、奴隷 が解放され、死の恐れに圧迫された者らはキリストの愛の宴に参加しながら新たにされる聖別されている典礼です。この夜 教会が復活祭の蝋燭を灯し、燭台の上に据えられ、主の昇天まで毎日に輝かせます。キリストの復活の希望が年中に われらの生活と照らし、キリストが死に留まれなかった証しをするのです。この蝋燭がすべての人生の大事なときを照ら します。初聖体、結婚式、堅信式、葬式、などの時に灯されて、「信仰の神秘」を思い起こします。キリストは罪人として 死刑され、呪われた方が新しい生き方の源となり、「彼」と共に過ぎ越すものどもは永遠の約束の国に導かれる。疲れた もの、重荷を負っているものこの夜に共に集え、主キリストが私たちを誠の平安、与えられる希望をもってこの聖なる期間 に共に集うようにと招かれています。 この典礼は儀式、形式的な行事ではなく、泉のように火山なようなものです。この典礼に信仰をもって与るものにとって キリストと共に死、キリストと共に復活する贖われた時間です。 この聖なる三日間の典礼の一つ一つの行動は意味深いものであり、宣言される御言葉は私たちの現実の生活に深い関連が あります。希望を持って共に集おう。

主任司祭 ハーン・フランシス神父

 


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