神の御国が来ますように 2007年11月
やっと秋らしくの空と気候になりました。風邪を引きやすい時期ですので気をつけましょう。私が伊丹教会に着いてから、まもなく一年十ヶ月になります。まだまだいろいろな意味で分からないことが多く、年のせいもあり、まだ名前を覚えていない信者の人もいます。自慢ではなく恥ずかしいことですが、頭が最近回っていないのです。やはり年のせいにしたい。伊丹に着いてから次から次へいろんな出会いと別れがあり、自分の人生が激しく変動されている気がします。着いて間もなく帰国することになり62年以上お世話になった代母(叔母)が天に召され、小教区でも葬式が結構多かったし、ホイドンク神父様が伊丹の修道院に住むようになり、イル神父も伊丹教会に派遣され、マホニ神父様が急に体調を崩してアメリカへ連れて行くことが必要になり、その直ぐ後にインドネシアへの会議へ呼ばれたり、などの連続でした。更にホイドンク神父様が日本の長年の生活を終え国へ帰り、イル神父も10月の末に一時帰国し、休みの後に新しい宣教の地へ向かうことになりました。この間にも信徒会長の交代があり、長年教会の事務に献身的に仕えた松本佑子さんがいよいよ引退決心をなさり、右も左もわからない私が阪神地区の地区長に任命されましたし、休みで帰っている間には先月話しまし三人の貴重な存在が昇天し、私にとって変動の激しい22ヶ月です。これは文句でもなければ同情も求めていない、伊丹に着いてからの歩みの反省のつもりです。この激しい生活の変動によって神さまは私に何を示したいのでしょうか。更に先立って幼稚園司祭館の再建設が目の前にあり、オブレート会の責任者が骨髄の癌を患って、一年近い治療を受ける為に帰国していますし、修道会の先輩も次から次へ入院なさり、少人数で今まで通りの宣教活動を続けることは目が回るほどです。このような現状はオブレート会だけではなく全国、更に全世界の教会の現実です。先進各国では葬式が多くて洗礼者少ない、司祭の召出しがほとんどなく、アフリカ、東南アジアと南米では召出しが豊富ですが、育つ金銭的な余裕がないのです。この混乱の中に神さまは何を望んいますか、教えてほしい、今すぐに。だが「黙ってついて来なさい」のほかに返事がないのです。アブラハムに言ったように私が示すところへ行って私の言う言葉を守るなら私はあなたが望んでいる幸せを与える。「主があたえ、主は奪われる」と聖書に書いてある通りです。神様、人と現実を与えてください、また色んな方法でその人を呼び戻し、その現実を変えるのです。神さまに任せるほかにはないのです。諸聖人の祝日、また死者の記念日にこの終末の典礼の時期に生きている人と天に召されたすべの人を思い起こし、彼らと共に神のみ国が来ますように切に願いましょう。
主任司祭 ハーン・フランシス神父 |