新年おめでとうございます 2012年1月号

今頃は「明けましておめでとうございます」との挨拶の声が日本中に響き渡っていることでしょう。この季節は寒い夜の長い時期でありながら一番家庭的で温かく、和やかな一時でもあります。皆様方にとって最高に幸せの満ちた年の始まりとなり、また今年中神様の豊かな恵とみ摂理が与えられますようにということが私の心よりの祈りです。
今年は私が来日して45回目の正月です。育てくれた伯母の死の年を除いて、今年初めて年賀状を送るのを控えました。その代わりに元旦の挨拶をこの王たるキリストの教会便りによってお届けするように決めました。
なぜなら、今年の一年間を私にとって人生の特別な巡りの年として進んで参りたいと考えていて、私のその計画に対して皆さんのご理解と声援を得たいのです。その意味で葉書一枚ではその説明ができないと考えました。新しい年にあたり念頭の決心する習慣が欧米にも日本にもあります。私は一昨年68歳となり、今年(2012年)の4月に司祭叙階40周年を迎えます。聖書では、40という数は清めを準備する期間です。司祭職としての奉仕を続けられる年数も限られていると解り、一旦、人里放れた所へ退き、心を改めて祈りながら神様の私に対するご計画を探るようにと決心しました。そのために今年中に三つの段階を経て参ります。その第一は今年の1月8日の夜に、
インドの小さな都市へ出かけて2カ月程の旅をします。黙想しながら心を改めるプログラムに参加するためです。ラギダオ神父をはじめ、小教区の皆さんに大変なご迷惑をかけると思いますが、皆様のお赦しと理解を願いながら行って参ります。
今までの生活から逃げるためではなくこれからもっと皆様と共に、日本の教会と共に、オブレート会と共に、私の最後の務めをより良く忠実に果たすことができるようにということが目的です。3月9日にその勉強を終えて戻って来ます、私たちの信仰の基盤の祝い、主の過ぎ超し祭を皆さんと一緒に祝うために。その次に、4月9日から5月の23日の間に里帰りして家族と恩人と一緒に司祭叙階の40周年の祝いをしたいのです。40年前に共に祝った人々は少なくなっているので50周年を祝う年になっても共に喜ぶ人は向こうにはほとんどいなくなっているでしょうし、叙階50周年祝いの恵が与えられればみなさんとともに日本で祝いたいのです。
その頃には帰国する必要性もないと思っています。最後の予定は8月の中旬から12月10日までアメリカのオブレート会の大神学校で第二バチカン公会議による現代の教会の司牧の奉仕に携わる司祭、修道者、信徒の為の霊性を学んで、その後、日本に戻り司祭職を神様が赦す限り忠実に果たすつもりなのです。聖霊の力と導きがありますように私のためにお祈りください。この事を計画しながら、どれかがなんらかの理由で実現が出来なくなるということになれば、喜んでその計画をやめるつもりです。最終的には私の個人の考え、またはニーズより今の教会とオブレート会にとっての必要性を優先しなければなりません。
私は確信しています。どのようなことになっても神様が我らのために必要な恵を与えて下さるということを。希望を持って共にこの新しい年を迎えましょう。
最初の2ケ月はラギダオ神父とヒラン神父様が日曜日の務めを皆と共に祝います。平日のミサは主にブラッドリー神父とヒラン神父が手伝ってくれるようになります。時々何らかの理由で、平日のミサが出来ない、あるいはドミニコ会の修道院で一緒に捧げる事になるかもしれませんが、なるべく前もってお知らせ致します。皆様のご理解とご辛抱をお願い致します。4月以降の事は3月の帰国後にもっと明確になると思いますので改めて皆さんにご報告致します。私が確信しているのは、司祭が誰であれ神様のご加護とご保護は変らないし、私がいない間でも神様が皆さまを身守って下さり豊かな祝福をお与えになるということです。
主任司祭 ハーン・フランシス神父
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